Revitが重い!モデル高速化のための5つの対策
Revitが重い原因と、大規模・構造が複雑なモデルで効果の高いパフォーマンス改善方法を解説。3Dが強みのRevitだからこそ、まず最低限やるべき5つの高速化対策を紹介します。
この記事は「大規模モデルでRevitが重い」「同期や操作が遅くて作業にならない」
という方向けに、まず最低限できる現実的な対策を整理した内容です。
前提:構造が複雑になるほどRevitは重くなる
Revitは3Dで建物を管理できるのが最大の強みですが、
その反面、構造が複雑になるほどPCへの負荷は確実に増えます。
特に次のような条件が重なると、動作が急に重くなりがちです。
「3Dが良さなのに、3Dが原因で重い」という状況は、
Revitでは珍しくありません。
まず知っておくべきこと:すべてを3Dで表示する必要はない

初心者ほど、
「Revit=3Dだから、常に3Dで作業すべき」
と思いがちです。
しかし、実務では必要なときだけ3Dを見るのが基本です。
パフォーマンス改善の第一歩は、
「今、その3D表示は本当に必要か?」
と考えることです。
Revit高速化のための5つの対策
① 作業中は3Dビューを閉じる
最も効果があり、すぐにできる対策です。
3Dビューは表示しているだけで、
モデル全体を常に再計算しています。
平面図や断面で作業できる内容であれば、
3Dビューは閉じるだけで体感速度が大きく変わります。
② 表示詳細レベルを「低〜中」にする
Revitの表示詳細レベルは、
「低・中・高」で表示量が大きく変わります。
構造が複雑なモデルほど、
高詳細のまま作業すると無駄な負荷がかかります。
作業中は低〜中、確認時だけ高にするのが基本です。
③ 不要なカテゴリを一時的に非表示にする
今の作業に関係ない要素まで表示していると、
それだけでRevitは重くなります。
「今見なくていいものは消す」
これだけでも動作はかなり改善します。
④ リンクモデルの表示範囲を制御する
大規模案件では、リンクモデルが増えがちです。
すべてのリンクをフル表示していると、
表示・同期ともに重くなります。
作業中は、
- 必要なリンクだけ表示
- 範囲ボックスで表示範囲を制限
といった制御を行うことで、負荷を抑えられます。
⑤ 同期前に「軽い状態」を作る
「同期が遅い」という悩みもよくありますが、
同期時の状態が重いままだと時間がかかります。
同期前に、
これだけで同期時間が短くなるケースは多いです。
PC性能だけが原因ではない
Revitが重いと、
「PCスペックが足りないのでは?」
と考えがちですが、
実際にはモデルの使い方・表示の仕方が原因であることも非常に多いです。
特に構造が複雑なモデルほど、
操作ルールを決めていないと、どんどん重くなる
という傾向があります。
3Dの良さを活かすために、まず「軽く使う」
Revitの3Dは強力ですが、
常にフルパワーで使う必要はありません。
まず最低限できることは、
この切り替えだけで、
大規模・構造モデルのストレスは大きく減ります。